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ファーム・イン・ビレッジお米の話土の中の微生物を大切に 自然との共存を楽しむ

ファーム・イン・ビレッジ

Coexistence with nature 自然との共存

山形県天童市にて平成8年に有限会社ファーム・イン・ビレッジを設立(父 森谷茂伸)。設立当時、まだ安心安全米が主流になる前からできるだけ農薬、化学肥料を使わないお米作りに挑戦し続け、平成17年に特別栽培米用の育苗施設を整え本格的な栽培をスタートし現在に至ります。出羽山々と蔵王山に囲まれた山形盆地の中心に位置し、近くには日本三大急流の最上川が流れ、水質の良い地下水に恵まれた地域で安心、安全の米づくりを営んでいます。自家製のぼかし肥料で土作りからこだわる田んぼには、カブトエビやゲンゴロウなど多くの微生物が生息し、それらと共存しながら体に優しく美味しいお米づくりに力を入れています。 

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良質の地下水に恵まれた環境

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土づくりにこだわった田んぼ

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自然と共存して優しいお米づくり

ファーム・イン・ビレッジ『匠の一粒』とは

弊社創業者、森谷茂伸は山形県が認定する「やまがた有機農業の匠」19名の中に村山地方で唯一認定いただいております。ここ山形県天童で数十年築き上げた自然と共存するお米づくりで大事に育てられた「匠の一粒」を是非ご賞味ください。
「やまがた有機農業の匠」認定制度について
①目的:有機農業を実践する熟練農業者を「やまがた有機農業の匠」として認定し、地域の有機農業を先導する指導的な農業者として、これまで培ってきた知識、経験、技術を活かし、新たに有機農業に取り組む農業者に対してきめ細かな指導や助言を行うことで、安心して有機農業に取り組むことができるサポート体制を構築する。
②役割:
(1)有機農業の技術や経営等の指導、助言
(2)地域で開催する研修会等の講師
(3)新たに有機農業に取り組む農業者の研修の受入れ
(4)県が進める有機農業施策への協力 等
③認定要件:
(1)概ね10年以上有機農産物を生産し、販売実績を有する農業者
(2)有機JASの認定を受けている農業者
(3)地域の中核的な有機農業実践者であり、地域で取組みが認知され評価を得ている農業者
(4)新たに有機農業に取り組む農業者へ指導的役割を果たすことができる農業者

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特別栽培米とは

<特別栽培農産物の生産の原則>
農業の自然循環機能の維持促進を図るため、化学合成された農薬及び肥料の使用を低減することを基本として、土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させる。「自然循環機能」とは農業生産活動が自然界における生物を介在する物質の循環に依存し、かつ、これを促進する機能。農業生産委由来する環境への負荷をできるかぎり低減した栽培方法を採用して生産する。
<特別栽培農作物に係る表示ガイドライン>
農林水産省で定められた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に基づきその農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物です。

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日本で食品を販売するときの「無農薬」表示。これは農林水産省が定める「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」違反です。ガイドラインに則うと農薬を使用していない農産物には「農薬:栽培期間中不使用」と節減対象農薬を使用していない農産物には「節減対象農薬:栽培期間中不使用」となります。節減対象農薬を節減した農産物には「節減対象農薬:当地比〇割減」又は「節減対象農薬○○地域比〇割減」と節減割合を表示しなければなりません。平成15年5月改正前ガイドライン表示に使われてきた「無農薬」の表示は、生産者にとっては「当該農産物の生産過程において農薬を使用しない栽培方法により生産された農産物」を指す表示でしたが、この表示から消費者が受け取るイメージは「一切の農薬を含まない農産物」と受け取られてしまい、優良誤認を招いていました。しかし生産現場で「農薬が一切かかっていない」事を保証するのはとても難しいことです。上流の田んぼで農薬を使用すれば、下流の田んぼには農薬を含んだ水が流れてきます。水に限らず近隣で農薬を使用していれば風で飛んできて、こちらの作物にかかります。農薬を使わなくても、周囲で使われていれば農薬成分が付着する可能性があります。生産者自身は農薬を使用しておらず「無農薬」と表示販売。これをお客様は「農薬が一切かかっていない」と信じて食べる。特別栽培農産物のガイドライン改正の背景には、このような生産現場とお客様ニーズ・イメージのズレがあったのです。お客様の「優良誤認」解消から「減農薬」「無化学肥料」「減化学肥料」など農薬・肥料。「天然栽培」「自然栽培」などのお客様に誤認を与える紛らわしい用語は使用できません。

特別栽培米の表示

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①「農林水産省新ガイドラインによる表示」と表示
②名称「特別栽培農産物」又は「特別栽培米」と表示
③栽培責任者の氏名又は名称、住所及び連絡先
④確認責任者の氏名又は名称、住所及び連絡先
⑤特別栽培米にあっては、精米確認者の氏名又は名称、住所及び連絡先
 栽培期間中において、農薬又は節減対象農薬若しくは化学肥料(窒素成分)を使用  していない特別栽培農産物では①~⑤に加えて、次の事項を表示 ア 農薬を使用していない場合は、「農薬:栽培期間中不使用」
イ 節減対象農薬を使用していない場合は「節減対象農薬:栽培期間中不使用」
ウ 窒素成分を含む化学肥料を使用していない場合「化学肥料(窒素成分):栽培期間中不使用」
⑥栽培期間中において、節減対象農薬又は窒素成分を含む化学肥料を使用している特別栽培農産物では①~⑤に加えて、各地域における慣行的に行われている節減対象農薬の使用回数。化学肥料の窒素成分量(慣行レベル)に対して現に使用した節減対象農薬及び化学肥料の節減割合(節減対象農薬:当地比○割減(○は数字が入ります。)化学肥料(窒素成分):当地比△割減(△は数字が入ります)を表示。比較の基準は地方公共団体が 当該地域の節減対象農薬及び化学肥料(窒素成分)の使用実態を踏まえて定めたもの又は農業協同組合等が定め地方公共団体がその内容を確認したものとし、使用実態等が明確でない場合には、特別栽培農産物の表示はできない。
上記⑥の場合は、栽培期間中において現に使用した節減対象農薬の名称(使用資材名であり、原則として商品名ではなく主成分を示す一般的名称)用途及び有効成分毎の使用回数を表示。

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ファーム・イン・ビレッジの特別栽培米

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「有機JASマーク」 は、太陽と雲と植物をイメージしたマークで、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された農産物や加工食品などに付けられています。国が定めた非常に厳しい 「有機JAS規格」 を公正な第三者である登録認定機関による厳密な検査に合格し認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。この有機JASマークがない農産物、畜産物及び加工食品に「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。
❶ 堆肥等で土作りを行い、種まき又は植え付けの前2年以上(米では生産年を含めると丸3年)、禁止された農薬や化学肥料を使用しない
❷ 土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させる
❸ 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減
❹ 遺伝子組換え技術を使用しない
上記項目について、非常に厳密に検査が行われます。
国内の農産物総生産量のうち有機農産物が占める割合は、茶6%程度、野菜や大豆は約0.4%、米や麦は0.1%弱にすぎません。
日本のお米の1000分の1。貴重な有機栽培米を是非ご賞味ください!

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玄米の魅力

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もみ殻を取ったものが玄米。白米では取り除かれている「糠層」「胚芽」が残っていますがここが栄養の宝庫!『玄米におかずいらず』と昔からいわれてきた栄養豊富な玄米。一粒にギュッと詰まっているから毎日の主食に是非どうぞ!
≪ビタミンB1≫
数ある栄養素の中で、ビタミンB1が中でも豊富。体内で糖質がエネルギーに変わるのを助けてくれます。疲労回復に効果的です。
≪ビタミンE≫
強力な抗酸化作用があり、老化防止の作用も認められています。
≪ミネラル≫
カリウムやリン、カルシウムなどのミネラルが多数含まれています。
≪食物繊維≫
食物繊維が多く、腸の働きを促し便秘予防にぴったり。また白米よりも固いのでよく食べることの習慣にもなります。

ファーム・イン・ビレッジのお米 美味しい個性

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ファーム・イン・ビレッジの1年

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育 苗

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5月に入るといよいよ、稲作の本格的なシーズンが始まります。種籾(たねもみ)を育苗箱にまき田植えができる大きさまで苗を育てていきます。お米のできの善し悪しは苗のできに大きく左右されるため良い 苗を育てれば米作りの半分は成功という意味で、昔から「苗半作(なえはんさく)」「苗代半作(なわしろはんさく)」と言われています。

田植え

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田んぼに水を入れ、土を砕いて均平にしていく代掻き(しろかき)の作業が終わると12〜15cm程に成長した苗を田んぼに移植する「田植え」がはじまります。苗をビニールハウスから田んぼにはこび、育苗箱で育成した「マット苗」を田植機の「苗のせ台」と「予備苗のせ台」にセットします。田植えの列の間は約30cm。株と株のあいだは約15cm。1カ所に苗3~4本を植え、1株とします。

中耕除草

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田植えから約1週間後、根ぎわの表土を浅く耕します。中耕除草には次のような目的・効果があります。土を撹拌(かくはん)してほぐすことで根に酸素が送り込まれ、呼吸や発根を促進します。また、肥料の吸収も促進し、土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)を抜くことができます。そしてなにより特別栽培米の最大の敵の一つ雑草を、除草剤を使用せず防除する大きな役割が中耕除草にはあります。

深水管理

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気温の低下による苗が萎縮したり、根の張り方が鈍ったりしないよう、田んぼに深く水を入れる「深水管理」を行います。水を使って苗を保温することで根の発育や肥料の吸収力を保ちます。また中耕除草と併せて 雑草の発生を抑えることができます。除草剤を使用しない田んぼには、カブトエビやゲンゴロウ、オタマジャクシなどの生き物がたくさんいます。それらを狙ってアオサギもやって来ます。このような生命力溢れる田んぼで稲は元気に育っていきます。

草刈り

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高温多湿の日本では、すぐに雑草がはびこります。そのため、昔は米作りの所要時間の半分近くが雑草取りと言えるほどでした。化学合成された農薬を低減する特別栽培米の成長に、雑草は大敵となります。田んぼの中の除草だけでなく畦(あぜ)の草刈りが必要になります。畦から発生する害虫は稲の大敵です。畔の雑草の根が張ることで田と田の間の水しきりとなる畔を強化していることから、丁寧に雑草を草刈り機で刈り取ります。

作溝・飽水管理

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膝丈まで伸びた稲の間は機械では通れないので一つ一つ手作業で伸びた草を取り除いていきます。除草剤を使用せず、安心安全な特別栽培米を育てるための地道な手間が、美味しいお米ができるために続きます。雑草に土の栄養が取られることは勿論、除草によりウンカ、カメムシ、イナゴなど害虫の発生を、害虫を食べてくれるトンボやクモと一緒に防いでいきます。

害虫管理

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田んぼにはさまざまな虫が生息しますが、害虫もいれば害虫を退治してくれる益虫もいます。稲の葉や茎から汁を吸って枯らしてしまうウンカやカメムシ。よりウンカ、カメムシ、イナゴも稲の葉や茎をかじります。虫を食べてくれるトンボやクモと一緒に防いでいきます。それらが好むイネ科雑草を機械が入れない田んぼで一つ一つ手作業で取り除きます。害虫を食べてくれるクモやトンボ。水上や水中で害虫パトロールをしてくれるアメンボやゲンゴロウなどの益虫とともに、稲刈りを待つ稲穂を守ります。

稲刈り

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黄金色の稲穂が垂れ下がると稲刈りの時期となります。早く刈りすぎると未熟粒が多くなり、収穫量が少なくなります。逆に、遅れると収穫量は増えますが、籾が熟れすぎて米の色や、つやが悪くなり、品質や食味が低下します。稲刈りはタイミングが大切です。稲刈りと同時に稲の穂先から、籾を分離する脱穀後、脱穀された籾は、その日のうちに乾燥機で乾燥させます。

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